7月の企画展

山口源賞 受賞作品展



昭和58年度から今年度に至るすべての受賞作品を7・8月にわたって公開します。

 
  山口源賞は、沼津市ゆかりの版画家「山口源」の偉業をたたえ、芸術文化の向上発展に資するため制定されました。(昭和58年〜) 

「山口源大賞」
2年に1度、国内で発表された作品の中から、優れた版画作品を制作した作者を選考し、沼津市長が表彰します。

山口源新人賞」
毎年、社団法人日本版画協会が主催する版画展の出品作品の中から、将来性の認められる新進版画家を、同協会に選考を委託して表彰します。



 
   

中央が、H13年度山口源 大賞
柳澤 紀子
「水邊の庭 ・」
(銅版画、手彩色)


 
 

H13年度山口源新人賞
尾田 美樹
「夜さりの斜面」
(木版画、銅版画)

   

中央が、H13年度山口源新人賞
安田 里栄子
「The Color Scheme in Chaos」
(リトグラフ)

コメント

 国内の版画界で活躍されてる方の作品を、こんなにまとめて見られるのは滅多にないことでしょう。一口に版画と言っても技法が複雑で、思わず見入ってしまう作品ばかりです。また技法のみならず、作品の中に込められた芸術性も非常に高いものです。作品のひとつひとつが、受賞者30人それぞれの個性 で輝いています。