大場岱介造形展

2004年8月5日(木)〜9月5日(日)

二階展示室







石膏レリーフ
大場岱介プロフィール
1939年 佐賀県に生まれる。
多摩美術大学彫刻科卒業。
2000年 中学校教諭(美術担当)を退職。
グループ風土、日本野鳥の会所属。


作者のことば
 「つくる」という言葉を漢字にあてると「作る・造る・創る」がある。 作の「乍」は刃物でサクッと切れ込みを入れるようすだという。 人が刃物を使って形をつくりだすことである。造は「いたる」の意味で、 ものをきわめることに通じる。創は刀で傷をつけることで「はじめる」 と意味を含んでいるという。「つくる」ことを「創造」ともいうけれど、 それは「物をつくりきわめる」ことだろうか。 そうして「つくられたもの」を「造形」というが、つくる楽しさや喜び もあるが、同時にきわめることの難しさもある。
 ここに展示したものは遊び心でつくったもの苦心してつくったものを 同列に並べてあるが、きわめることは永遠の課題だと思っている。


展示風景