清水杏芽(しみずきょうが・本名 久明) |
1913年 |
埼玉県杉戸町に生まれ。。
旧制春日部中学から東京医学専門学校(現東京医科大学)卒業。医学博士。 |
1942年 |
軍医として従軍。上海で軍医・俳人の神尾静光より指導を受ける。帰国後、宇田零雨に入門。 |
1947年 |
沼津市千本緑町に清水内科医院を開業。 |
1950年 |
「双葉俳句会」を主宰、月刊俳誌「双葉」を創刊。 |
1958年 |
句集「沼津抄」を出版。 |
1960年 |
「静岡県俳句協会」設立に参加。
1998年まで常任委員・顧問として活躍。 |
1973年 |
評論「現代俳句鑑賞の誤謬」(日本図書館協会選定)を出版。 |
1980年 |
3月 双葉俳句会創立30周年記念として「沼津歳時記」を刊行。
沼津市大諏訪「天満宮」境内に杏芽句碑を建立。
「文うんの祈りしばしも筆供養」
「蓑虫と同じ高さの大気吸う」 |
1981年 |
ミニ俳句図書館「和香文庫」(蔵書20,000冊)を自宅に開設。(現在閉館) |
1987年 |
芭蕉来沼300周年記念として広く市民に呼びかけ、芭蕉の真筆句碑を沼津市三枚橋「日枝神社」境内に建立。
「都出でゝ神も旅寝の日数哉」 |
1988年 |
評論「芭蕉句々」(全国学校図書館協議会選定)を出版。 |
1990年 |
紀行『芭蕉探訪』三部作「近畿編」、「東海・甲信・北陸編」、「関東・東北編」を刊行。 |
1991年 |
双葉俳句会創立40周年記念として「続 沼津歳時記」を刊行。 |
1993年 |
評論「俳句は『切レ』がいのち」を出版。 |
1999年 |
俳誌「俳句四季」に俳論『俳句は17音字と「切レ」とで成立する詩である』を発表。 |
2000年 |
沼津市「パレットフェスティバル2000展示会」に出展。 |
2001年 |
双葉俳句会50年の歴史を閉じる。俳誌「双葉」561号で終刊。
病床にて評論「俳句片言」を執筆出版。 |
2002年 |
7月7日没。享年88歳。 |